単語から見た、おもしろイタリア語表現

avere le lacrime in tasca

中谷はこの表現、なんだか好きです。

"tasca" はもうおなじみ「ポケット」。そろそろ覚えてしまってたりしません?

"avere" も常連さんですね。「持つ」の意味の最重要単語。

"lacrime" は "lacrima"(涙) の複数形。「1滴の涙」という特別な言い方をする場合を除けば、通常複数形で使うだろうということは想像に難くないですね。

"le" と "in" はもう説明しません。一つ前の starsene con le mani in tasca でも出てきているので、そちらを見て下さいな。

直訳は「ポケットに涙を持っている」。なんかリリカルな表現ですねえ。

果たして正解は いかに。

avere le lacrime in tasca 涙もろい;泣き虫である

雰囲気出てますねえ〜。

うんうん。悪くない。

日本で似たような慣用的表現を探すと……って探すまでもなく、そもそも「泣き虫」というのがすでに慣用的な表現ですよね。ほんとに虫なわけじゃないんだから(笑)。

そこから考えると「本の虫」ってなかなか外国人泣かせな表現ですよね。一応、ほんとに「本の糊を食い荒らす虫」は存在しますからねえ。